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★Go!店長の初心者に贈るベランダガーデニングレッスン(極意) Leaf112
【グリーンフィンガーへの道】の第12回目です。
今回のテーマは挿し木・挿し芽。
植物を増やす方法としては、とてもカンタンな方法です 。
香りの良いお気に入りのハーブが上手に育てられた!そのハーブをもっと増やしたい。
と思いませんか?
また、種をまきますか?いえいえ、挿し木や挿し芽・葉挿しで増やしてみましょう。
今回のテーマは お気に入りのハーブを挿し木で増やしましょう。です。
【挿し木】ご存知ですか?
挿し木と言うのは、お気に入りの植物の茎や枝を切り取ってカンタンに増やす方法です。
親となるお気に入りの植物を切り取りますから、ほぼ親の特徴を受け継ぎます。
香りや良い色のお花などの特徴もほぼ受け継ぎます。方法もとてもカンタンですので
ベランダガーデニングでも使える方法です。
挿し木が初心者ベランダガーデニングにお勧めの理由は、
種から育てるよりもカンタンで失敗が少ないこともあげられます。
種から育てる場合、日当たりであったり・水やりであったり、ある程度の大きさに生長するまでに
時間が掛かったり、その間に失敗してしますこともあります。
しかし、
挿し木の場合は、ある程度大きくなったものを育てるわけですから失敗が少なく
室内での管理もできますので初心者に向いているガーデニングともいえます。
多くの植物で挿し木ができますが、
中には、挿し木が出来ない・挿し木には向かない植物もあります。
ハーブのほとんどは、挿し木することができ最近人気の有る多肉植物も挿し木で増やすことが
可能です。ローズマリーは、種を播いてもなかなか芽がでな事で有名です。ですから挿し木で
増やすことをお勧めしています。
◆挿し木で用意するもの
挿し木をするのに用意するものは、
お気に入りのハーブ(植物)・容器(植木鉢)・カルセラ(挿し木用土)・カッターです。
カッターは出来るだけ良く切れるものを用意してください。
◆挿し木のファーストステップ(穂先を切る)
お気に入りのハーブの枝・穂先を10cm程度カッターで切ります。
斜めにスパッ!っと切ることがコツです。
切り口から根が出るまでの間は、この切り口から水分を吸い上げますので
出きるだけ滑らかな切り口にする必要があるためです。
◆挿し木セカンドステップ(水揚げ)
切り取った穂先(枝)を水を張ったコップにいれる。
これは、水揚げといって、茎に空気が入らない為と水をしっかり吸わすことが目的です 。
1時間〜2時間の水揚げをします。
◆挿し木のサードステップ
挿し木する容器にカルセラを入れます。十分に水を含ませておきます。
よく水を含ませたカルセラに割り箸などでハーブを差し込む穴をあけます。
◆穂先を穴に差し込む
さあ!水揚げを終えたハーブの穂先を穴に差し込みます。
◆挿し木の最終工程
穂先を穴に差し込んだら、周りのカルセラをしっかりと茎のほうへ寄せて
穂先を安定させます。
後は、室内の見えるところに置いて水が切れないように管理します。
2週間程で根っこが生えてきます。
(根が生えていると、軽く持ち上げてみても抜けないようになります)
根が生えて安定すれば、日の良く当たる場所に移動して管理してください。
こうして、
カンタンにお気に入りのハーブを増やすことができるのです。
◆お手軽に出来る本格的ガーデニングテクニック!
挿し木。カンタンではないですか?
挿し木が出来る植物は意外と多いです。スイートバジ・ミント・レモンバーム・コリアンダー・
オレガノ・チャービルなどなど。観葉植物でもポトス・アイビーアロエ・ゴムの木・モンステラなどなど。
紫陽花なども挿し木ができますね。
挿し木は、雑菌などで失敗することもありますので、
肥料の無い清潔な土ですると成功率が上がります。
カルセラは、挿し木が得意でもあります。
カルセラを使ったお客様の声もいただいております。
種を播いて育てる。苗殻育ててみる。いろんなガーデニングがあります。
挿し木もガーデニングの一つの方法です。
とっても
カンタンな挿し木でお気に入りの植物を増やして楽しんで下さい。す。
ベランダガーデニングの初心者もカンタンに出来る挿し木です。
今回のベランダガーデニング上達の極意
意外とカンタンな挿し木。
切って、水揚げして、カルセラに挿すだけ!カンタンでしょ!?
2012/06/09
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