◆ベランダガーデニング>初心者のベランダガーデニング>ルッコラ/ロケットの育て方
★(極意) Leaf17
【グリーンフィンガーへの道】の第17回目です。イタリアンサラダには欠かせないルッコラ。
ルッコラは、耐寒性もあり場所や気候によっては、1年中栽培が楽しめるハーブです。
食べても美味しい、ルッコラの育て方を写真とともにわかり易く解説します
さあ、実践!ルッコラ/ロケットの育て方のお話です。
◆ルッコラ/ロケットってどんなハーブ?
ルッコラは、アブラナ科の一年草で原産地は、ヨーロッパ南部・西アジアです。
耐寒性があり初心者にも大変育てやすく食べても大変美味しいハーブです。
一般的にルッコラと呼ばれ、この呼び名は伊名です。ロケットと呼ばれることも多く、この呼び名は
英名です。和名をキバナスズシロ。別名をエルーカ。
サラダなどに使えるハーブでゴマに似た風味と辛味が美味しい。
生長が早く1年中種がまけるのでベランダガーデニングには最適です。
◆ルッコラ/ロケットを育てる時期
ルッコラ/ロケットは、生長が早く初心者にお勧めのハーブです。
栽培に適してる時期は、厳冬期を除き周年の栽培が可能です。
寒地・寒冷地(北海道や東北・北関東)を除く温暖地・暖地では、周年の栽培が可能です。
当店でベランダガーデニング用に開発した栽培土カルセラを使って室内の窓辺などであれば
冬の寒い時期であっても比較的簡単に栽培が可能です。
ルッコラ/ロケットは、水持ちが良くて排水性の高い栽培土で日当たりが良い場所であれば
プランターや地植えに限らず栽培ができます。
春の種まきでは、約30日〜45日程度で収穫できます。秋の種まきでも45日〜60日程度で
収穫できるでしょう。
美味しいルッコラ/ロケットを常に収穫したい場合は、
3週間〜4週間ごとに種をまくと、いつも新鮮なルッコラを収穫できます。
◆ベランダガーデニングの為に開発されたカルセラ
◆ルッコラ/ロケットの種を播く
ルッコラは、丈夫で発芽しやすいハーブですので簡単に楽しめます。
種の播き方は、すじまき・バラまきで種が重ならないように種を播きます。
ベランダガーデニングでルッコラを育てる場合は、プランターや鉢などが主になりますので
バラまきがお勧めです。 ハーブの種の播き方の解説はコチラから参考にしてください。
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ルッコラ種まきのポイント
・種と種が重ならないように種まきする。
・水を切らさないように水やりする。
(霧吹きなどを使うと便利です)
・日当たりの良いところにおく
・種まき後、1ヶ月〜2ヶ月で収穫できます。
・まく時期を少しずつずらしてまくと
長い間楽しめます
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◆ルッコラ間引きと上手に間引するテクニック
間引きは、風通しを良くしたり、混み合って日当たりが悪くなったりと
より大きく育てるために行います。間引きは、1回だけではなく段階的に行います。
つまり、隣どおしが混み合ってきたら間引きをして、スッキリとしたらまたルッコラが生長し
また混み合って、風通しが悪くなったり、日が隅々まで当たらなくなります。
そしてまた間引きをする。こうして段階的に行うのです。
間引きのタイミングは、となり同士の芽や葉が重なり合ってきたら間引きをします。
せっかく出た芽を間引くのは、もったいない気がしますが、より大きく良いルッコラを
育てるには、不可欠です。間引いた芽も美味しく食べられます。
形の悪い芽や
ヒョロヒョロした芽は間引きましょう!
(間引いた芽も薬味として食べましょう)
◆必殺!カンタン!間引テクニック
ベランダガーデニングでは、小さなプランターや限られたスペースで間引きなどガーデニングを
行うことも多いでしょう。
また、小さな芽を間引くときに隣の残したい芽まで一緒に抜けてしまって
困ってしまうこともあると思います。
そんな間引きの困ったを解消するテクニックを紹介しましょう!
お箸を使っての間引をします。
■肥料の与え方(店長のガーデニング講座Leaf9より抜粋)
肥料は、液体肥料と粒状の肥料があります。液体肥料は即効性があります。粒状の肥料は
ゆっくりと効果が表れるタイプの肥料です。液体肥料が使い易くお勧めです。
本葉が4〜5枚出揃って来た頃より、水を与えるように週に1回〜2回与えます。
肥料焼けなどを起こさないためにも。液体肥料のパッケージに記載されている
希釈の倍率を必ず守る必要があります。
500倍や1000倍に薄めて使うように記載されているのがそうです。
希釈方法について、お客さまよりご質問をいただくことがあります。
希釈倍率をカンタンにするには、 ペットボトルを使うと便利です。
例えば、
1リットルのペットボトルで500倍の液体肥料を作る場合には2ccの液体肥料の原液を
入れて水を注ぎます。
1000倍の液体肥料を作る場合は、液体肥料1ccをペットボトルに入れて水を注げばよい
のです。
より薄めの液体肥料から始めて、様子を見ながら濃くするとか、薄い液体肥料を回数を増やして
与える方法も肥料焼けなどを防止する方法としては有効です。
■ルッコラ/ロケットの収穫
ルッコラ/ロケットは、無駄なく段階的に収穫して食べることができます。
例えば、 間引きした芽もゴマの風味がして美味しく食べられです。また、草丈10cmほどで
収穫し若葉を柔らかく食べるのも美味しいです。ベランダガーデニングであれば
15cm〜20cmで収穫するのが目安となります。
ルッコラ/ロケットの育て方の中で長い間ルッコラ/ロケットを楽しむには、外の大きい葉から
収穫していきます。そうすれば、中から新しい芽が出てきて長期間収穫し楽しめます。
っです。
◆ルッコラ/ロケットのお料理レシピ
ルッコラは、生でそのまま食べるのが美味しいと思います。(店長談)
まずは、ルッコラと生ハムのサラダ
☆ルッコラの料理レシピ1
ルッコラを適当な大きさに切ってバルサミコ酢を適量かけます。
生ハムをのせて閑静です。ビールとの相性は、サイコーです。
☆ルッコラ/ロケットのお料理レシピ2
冷凍のピザにチーズを足してアンチョビののせて焼きます。焼きあがったらザックリと切った
ルッコラ/ロケットをのせます。オリーブオイルをまわしかけて。
初心者のベランダガーデニングでもお勧めで、なおかつ美味しく食べられる人気のルッコラ/ロケット。
寒さに大変強く、厳寒期を除き1年中栽培可能です。
ピリッとゴマに似た風味は、人気がありイタリアンサラダには不可欠なハーブとしても有名です。
花芽を付けると葉が硬くなってくるので順次
花芽を摘み取ると長く収穫を楽しめます。
寒さに強い一方で暑さに弱い面があります。
夏場の直射日光は避け、半日日陰くらいがちょうど良い
日に当たりすぎる葉が硬くなり美味しくなくなるので注意が必要です。
ルッコラ/ロケットの育て方・年間スケジュール |
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
種まき時期 |
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収穫時期 |
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肥料 |
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初心者にもとても育て易いカンタンなルッコラ。
育てやすく食べても美味しいですので育てない理由はないですね。
1年中ベランダにルッコラがあればいつでも新鮮なルッコラが食べられます。
ベランダ
ガーデニングでルッコラを育ててはいかがでしょうか?
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◆ルッコラの栽培セット
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